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大滝詠一さん幸せな結末 死因は? [音楽]

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シンガーソングライターでプロデューサーの大滝詠一さんが急死なさいました。死因は公には解離性動脈瘤と発表されています。当初はリンゴを喉に詰まらせて病院に運ばれそのまま亡くなったという報道でしたが、解離性動脈瘤という病気が直接の死因ということです。最後の言葉は「ママ、ありがとう」であったようでその言葉から考えると大滝詠一さんの最期は幸せな結末でありハッピーエンドであったとも言えるかもしれませんね。


大滝詠一さんは現在の大御所ミュージシャンたちのお手本のような方だったと思います。 また偉大なアーティストが逝ってしまいましたね。わたしも宅録をするものの端くれとして大滝さんのような方がどんどんいなくなってゆくのは寂しく感じます。


今後も作品を歌ったり、演奏してくださる方はどんどん出てくることでしょう。ただ、最近のミュージックシーンを見せていただくと、申し訳ありませんが、今表に出てきている方達は人気はありますが、本当の“アーティスト”と言えるのでしょうか?


わたしは一時はご本人が表に出てヒットしたもののその後は裏方に回り、作品を作り、誰かのプロデュースをなさっておられる方達こそ真のアーティストと呼べるのではないかと考えています。大滝さんはまさにそのような方のお一人だったと思います。


今は音楽機材や録音技術が目覚ましく向上し、ある意味、才能のない方達でも曲を作り、きれいな歌を聴かせることができる時代です。それはそれはよいことですが、そのような技術のない時代にたくさんの美しい作品をお作りになられた方達には敬服します。


大滝詠一さんが現在の大御所ミュージシャンたちのお手本と言えるのは以下の点が挙げられます。


● その楽曲センス。  ほんと、引き出しが多いと思います。

● その歌唱法とご自身による多重コーラス  山下達郎より早かったのでは?

● 様々な方々への楽曲提供    冬のリヴィエラ、夢で遭えたらなど。

● 自身のレーベルの立ち上げ

● CMソングのシングルとしての商品化

● 楽曲の商品化と自身のアーティストとしてのこだわりとのバランス





ミュージシャンであるなら上記のすべてを満たせることは理想なのではないでしょうか?


もっとも大滝さんご自身は上記のすべてを満足できるほどやり遂げたとは考えておられなかったと思いますが、過去の経歴を今振り返ってみると、音楽を仕事としたいと考えている人にとって彼は目標であり、今現在、そのような立場についておられる40代〜50代のミュージシャンたちにとっても彼は大きな影響を与えてきたことは間違いありません。


大滝さんは日本のニューミュージックと呼ばれるものを確立なさった方のお一人と言えるでしょう。


今から30年以上前に発表された『君は天然色』はCMでも使われていますが、今聴いても新しいですよね。



このようによい曲というのは時の経過によって劣化しないのです。


わたしもこのような曲を沢山作ってゆきたいと思います。

A LONG VACATION 30th Edition

A LONG VACATION 30th Edition

  • アーティスト: 大滝詠一
  • 出版社/メーカー: SMR
  • 発売日: 2011/03/21
  • メディア: CD
NIAGARA SONG BOOK 30th Edition

NIAGARA SONG BOOK 30th Edition

  • アーティスト: NIAGARA FALL OF SOUND ORCHESTRAL
  • 出版社/メーカー: SMR
  • 発売日: 2013/03/21
  • メディア: CD
大瀧詠一

大瀧詠一

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: ソニー・ミュージックレコーズ
  • 発売日: 1997/11/04
  • メディア: CD











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