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ハーモニカの名手トゥーツ・シールマンス活動引退へ [音楽]

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ハーモニカの名手トゥーツ・シールマンス(Toots Thielemans)をご存知でしょうか?ベルギー出身のトゥーツ・シールマンズはギターリストとして活動を始めましたが、ハーモニカが上手であることからそちらで有名になりました。ハーモニカで本格的なJAZZを行っている世界で最も有名な人です。実際ビル・エバンスやジャコ・パストリアスといったJAZZの巨匠たちと数多くの共演を果たしており、ジョン・レノンはトゥーツ・シールマンズがアルバムのジャケットで持ていたギターを最初に買ったと言われており、様々なミュージシャンに実は大きな影響を与えていてベルギーでは英雄扱いされています。


わたしもトゥーツ・シールマンスは大好きでアルバムはほとんど持っていて、ハーモニカの演奏方法をまねしたりしました。わたしのハーモニカの先生です(笑)


日本にも時々来られてブルーノートなどで演奏をお聴きすることが出来、そんなとき3度ほど演奏後バーに来られているトゥーツ・シールマンズとお話ししたことがありましたが、本当にいいおじいさんでした。


そんなトゥーツ・シールマンスはもう91歳です。元気に活動しておられましたが、とうとう今後のことを慎重に考えた結果、今後のすべての予定をキャンセルし、活動を引退することにしたようです。体調が悪いのかとも思いましたが、そうではないようで、今後は休息を楽しみたいようですね。


トゥーツ・シールマンスは過去に脳梗塞で倒れ手足の麻痺を煩いましたが見事復活し素晴らしいギターとハーモニカの演奏とギターと口笛のユニゾンプレーを聴かせてくれていました。引退を決めたことは残念ですが、お年のことを考えると今後はゆっくり休息を楽しんで長生きしてほしいとも思いますね。

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トゥーツ・シールマンスは日本では知らない人も多いかもしれませんが、映画やCMなどでそのハーモニカ演奏がさりげなく流れることがよくありました。また日本のジャズマンはもちろんポピュラーミュージックのアーティストの中にもファンは多く、アルバムにトゥーツ・シールマンスのハーモニカを入れている方もおられます。 また、作曲家としても有名で、例えばセサミストリートのテーマソングの作曲者として知られています。


ちなみに日本ではハーモニカというと複音ハーモニカが有名ですが、トゥーツ・シールマンスが使用しているハーモニカはクロマチックハーモニカと言うものでスライドレバーが付いていてすべての音階の半音が出せます。ハーモニカは半音が出せないものが多いですが、このクロマチックハーモニカは3オクターブ以上の音階を有し、全音半音が出せますので、フルートやサックスなどと同様あらゆるジャンルの曲の演奏が可能です。トゥーツ・シールマンスのハーモニカで演奏されるバップはサックスやトランペットなどのジャズマン顔負けです。


トゥーツ!ゆっくり休んで長生きしてね。






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