SSブログ

笹井芳樹氏「STAP現象は本物と考える」会見予定も論文撤回の意向なのはなぜ? [サイエンス]

スポンサーリンク



STAP細胞の論文捏造問題で渦中の小保方晴子さんの論文の共同著者であり、指導役でもある笹井芳樹氏(52)が来週中に東京都内で会見する意向を明らかにしているようです。笹井芳樹氏は理研発生・再生科学総合研究センターの副センター長で、ES細胞(胚(はい)性幹細胞)から体の組織をつくる研究の第一人者で2011年4月7日付の英科学誌『ネイチャー』には、マウスのES細胞から網膜全体を作ることに成功したことを発表してもいます。


いよいよ科学的な証拠となりうる見解が明らかにされるかもしれませんね。笹井芳樹氏はこれまで公には姿を現していませんでしたが、新聞の取材などでは「STAP現象は本物であると考える」という見解を示しているようです。STAP細胞に関する多くの反論の中にはSTAP細胞ではなく、ES細胞が混入したのではないかという意見も見られましたが、「他の万能細胞を混ぜても、一つの塊にならない。実験をやったことのない人の机上の考えだ」と述べ、STAP細胞が存在しないと説明がつかない理由について胎盤にも変化していることなどにも触れています。笹井芳樹氏はES細胞の権威者ですから笹井芳樹氏のこのような見解はSTAP細胞を信じる一つの理由にはなるかもしれません。


もっとも、批判的な多くの人たちは科学的な証拠を出すように求めていますが、実際のところ時間をかけて実験を行い、STAP現象が第三者に明らかな形で提出されない限り証明にはならないでしょうから、会見だけでそれを明らかにすることは難しいでしょう。論文にする必要はないので、STAP細胞の作り方を明らかにするように求めている方もいますが、現実問題STAP細胞が存在するとしてもそのような求めに応じられるわけないでしょうね。「ここまで騒動を引き起こしたのだから」という意見もありますが、騒動の発端は小保方晴子の論文の不備にあるとはいえ、騒動をあおり立てている人たちにも騒動の責任はあることを忘れてはなりません。もっとも、笹井芳樹氏は会見では「質問の集中砲火は覚悟して、会見に臨みたい」としていますのである程度具体的な証拠が提出されるはずですからその会見の内容によってはかなり私たちが満足できる情報が提供されると期待することが出来るかもしれません。

スポンサーリンク


ただ、笹井芳樹氏はそこまでSTAP現象を信じつつも、論文の撤回の意向を示していることも疑問です。それはSTAP現象に確信がないということの表われにはならないのでしょうか?それとも論文は撤回してもSTAP細胞の研究結果に影響を及ぼさない方法があるのでしょうか?何か、いわゆる科学の常識や論文撤回に関する判断基準も国によってはまたは個々によって異なっていることも問題です。小保方晴子さんが会見で述べていたように論文撤回はその研究の結果が誤りであったことを認めると言う意味が国際的にあるのであれば、撤回することにどんなメリットがあるのでしょうかね。日本の科学者の常識と国際的な常識には隔たりがあるのでしょうか?もしそうなら日本の科学は論文至上主義的なのでしょうか?


もっとも、科学的研究を文書に残すということは重要でありそれに手を加えるということが正しいわけではありませんが、なにか今回の件は、論文至上主義というか、一旦提出した書類は後で訂正しようが何をしようが認めないと言う雰囲気がありますよね。これは科学的な問題であって法律的な問題にすべきでないという意見もありますが、書類上の問題ですからね。これは科学的というより法的な問題なのではないでしょうかね。


論文が正確であること、不正がないことこれは法的な問題であり、重要な要素ではありますが、反小保方側に見られる傾向は何か科学的と言うより論文至上主義あるは権威主義的に感じるのですけどね。。。論文至上主義ではいずれ発想が行き詰まらないでしょうかね?


小保方晴子さんは論文に悪意はないものの不備があったことは認めて反省しておられるわけでですから、STAP現象が事実なのであるなら誰かを悪くするのではなく、理研と和解して円満に解決する方法が見いだせるといいですね。


結局、大切なのは研究の結果が一日も早くそれを必要としている人々の為に用いられることですから。。。
スポンサーリンク







旅行なら楽天トラベル


お買い物なら楽天市場

















スポンサーリンク



nice!(1)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:日記・雑感

nice! 1

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

Facebook コメント

トラックバック 0

トラックバックの受付は締め切りました

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。