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ラーメンと共に生き、ラーメンで死んだ佐野実さんは確かにラーメンの鬼だった [ニュース]

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ラーメンの鬼、佐野実さんが亡くなってしまいましたね。ここまでのラーメンに対するこだわりはなかなか示せる人はいないのではないでしょうか?
佐野実さんの経歴を見てみるとまさにラーメンとともに生きた人でしたね。小、中学の時は新聞配達や牛乳配達のアルバイトをして小遣いを稼ぎ、その金でラーメン屋に通い、中学生のとき初めてラーメンを作って家族にふるまい、旨いと褒められたようです。高校に進学してからは学校の近くに好きなラーメン屋があり、毎日のように登校前と昼休みの2回食べに行っていたようです。


高校卒業後、レストランに就職するもその間もラーメンの食べ歩きを行い、とうとう自分のラーメン店を持ち、軌道に乗せメディアにも多数出演するようになりました。

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この数年間は糖尿病を患っていたようですが、絶対ラーメンの食べ過ぎですよね。2月に40度を超す発熱で入院してからもラーメンにこだわり続けてラーメンのことを考え続け、「ラーメンが食べたいなあ」と述べていたようです。63歳の誕生日であった4月4日に佐野実さんの強いリクエストで病室にラーメンが内緒で持ち込まれ、奥さんによってスープが薄められたラーメンを「まずい」「うすいよ」といいながらすすったのが最期のラーメンになったようです。


「ラーメンしか趣味のない人。最後までこだわっていた」と奥さんは述べていますが、確かに「ラーメンの鬼」、ラーメンとともに生き、ラーメンで死んでしまった人ですね。


63歳ですか、まだお若いのに残念です。


わたしも久しぶりに『支那そばや』食べましょうかね。


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