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佐村河内守は楽譜の読み書きも出来ない?楽曲はすべて他人の作 [音楽]

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こういう人たちのニュースが絶えないのでみんな誰も信じられなくなるのでしょうね。佐村河内守さんはクラッシックの作曲家で、4歳からピアノの英才教育を受け10歳でバッハやベートーベンを弾き熟し、中学高校時代は音楽求道を邁進し、17歳の頃から聴覚障害を持つようになり、現代音楽の作曲法を嫌い音楽大学には行かなかったものの、独学で音楽を学び続け、36歳の頃には完全に聴力を失うものの絶対音感だけを頼りに作曲を続け、1999年、ゲームソフト『鬼武者』の音楽『交響組曲ライジング・サン』の成功により、米『TIME誌』で現代のベートーベンと称され、「交響曲第1番 HIROSHIMA」で表現した核廃絶への思いや、「ピアノのためのレクイエム」に込めた東日本大震災の被災者を悼む心を表現し、クラッシックでは異例の18万枚のセールスを記録した素晴らしい方だと思われていた方ですか、何とご自分で作曲していたのではなく、それらの曲にはゴーストライターがいたということが話題になっています。


このゴーストライターの新垣隆氏は早くこのようなことを終わりにしたいと考えていたようですが、佐村河内さんがそれを聞かず、インタビューで自分の経歴について答える際にも、まるでそのゴーストライターの新垣隆氏の経歴をそのまま使っているかのようなことまで語られていることから良心のために告発することにしたようです。この新垣隆氏によると佐村河内さんは音楽大学にも行ったことがなく(これは本人も認めている)、正式な音楽の教育をけたことがなく楽譜を読むことも書くこともできないそうです。聴覚障害の方が作曲を行うためには楽譜は読み書きできないと難しいでしょうねぇ。


これに対して佐村河内さんサイドは、ご自分ですべて行ってはいないことを認めてはいるようですが、『提案した楽曲構成イメージを特定の別の人物に具現化してもらう形式で創作活動をしていた。具体的に作曲を行っていた方も作曲者として表に出づらい点があったのでこのような方法をとっていた。』と述べているようです。


何が作曲になるのかという定義にもよると思うのですが、ポピュラー音楽の場合、本人が作詞作曲と表記されていても実際には別の人が造ったオケにメロデーを付け、歌詞をのせている程度であるという方はとても多いと思うのですが、作詞作曲と表記されるとすべて自分で造っていると誤解する人は多いでしょうね。ましてやクラッシック、しかも交響曲の場合、作曲というのは単に主旋律のメロディーラインをイメージできるというだけでは不十分です。しかも佐村河内さんの場合、聴力がなくなっていますし、ゴーストライターの方の告発が事実であるなら楽譜を読むことも書くことも出来ないということです。もちろん楽譜を使わなくても作曲は出来ますが、聴力を失っていては難しいかもしれませんね。主旋律のメロディーラインすら作っていないとするならそれをご自分の作曲とすることは難しいでしょうし、もしそうしていたらまさに近年食品業界で問題となっている虚偽表示となることでしょうね。食品業界の大半はそれは虚偽ではなくミスだと釈明しましたが、佐村河内さんの作品を取り上げてきたテレビ局やレコード会社もやはり自分たちが詐欺を行ったのではなく騙されていたのだと釈明していますね。
確かにそうなのでしょうが。。。


騙す人たちは騙された人たちの気持ちになっていただきたいと思います。詐欺を働く人たちははじめはそのようなつもりはないはずですが、様々な事情が重なってそのような行為を正当化するようになってしまい、いつの間にか罪悪感をほとんど感じなくなってしまうようになっています。佐村河内さんへの告発が真実であるなら佐村河内さんは本当によく今後反省していただきたいと思います。


ただ、音楽を少しかじっているものとしての意見を述べさせていただけるなら、楽曲の価値は誰が作ったかということは本当は重要ではないと思うのですけどね。きっとそのゴーストライターの方もかなりの音楽スキルのある方でしょう。そのような方が裏方で作って「交響曲第1番 HIROSHIMA」や、「ピアノのためのレクイエム」が生まれたのです。当時何の先入観もなく聴き、感動できたそれらの楽曲が、今騒がれている問題によって突然軽んじられるようなことにならないことを願います。誰が造ったとしても『良いものは良い』『悪いものは悪い』ですよ。


明日以降このゴーストライターの方の記事がさらにでるようなのでこの問題の今後の進展に注目ですね。












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