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IPS細胞とSTAP細胞の違いはオレンジジュース? [サイエンス]

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STAP細胞はstimulus triggered acquisition of pluripotency のS -stimulus 刺激 、T -triggered 誘引 、A -acquisition of 取得 、P -pluripotency 多様性


のそれぞれの単語の頭文字をとって作られた名前です。 この名前から明らかなようにSTAP細胞は細胞に刺激を与えて初期化させあらゆる臓器や器官を生み出す万能細胞のことです。


理化学研究所の小保方晴子30歳をユニットリーダーとする研究チームによって研究され常識を覆す発見として注目を集めています。


今回の発表の前に再生細胞としてはips細胞が万能細胞としてよく知られるようになっていますが、どこが違うのでしょうか?


iPS細胞は遺伝子を使って初期化させますが、STAP細胞は酸性の溶液に浸すだけで簡単なのが特徴です。この酸性の溶液とは言わば“オレンジジュースのようなもの”だそうです。


またips細胞は培養に2−3週間必要、それ以上とも言われていますが、STAP細胞は2−3日の培養で初期化されるという特徴があります。


さらにips細胞は遺伝子操作によりがん化の可能性がありますが、それと比較してSTAP細胞はips細胞よりがん化の可能性が少ないと見られています。


また万能性の点でもips細胞よりSTAP細胞の方が高いようです。


ただ、STAP細胞の研究は現段階ではマウスのみであり、今後それが人間に利用可能なのか、どのようなリスクが生じるのか今後研究してゆくことになりそうです。


もしこの技術が確立されれば、再生医療の技術はさらに加速することになりそうですね。


今回の研究チームのリーダーの小保方晴子さんはまだ30歳だそうです。この研究に5年ほど費やしたそうですから20代半ばから始めて達成された快挙と言えるでしょう。ペットはカメで研究室にはムーミンの絵が至る所に。。。またおばあちゃんにもらった割烹着を着て研究に励んでおられるようです。


若い独身の素朴な女性が割烹着来てオレンジジュースで細胞に刺激を与えて出来たものがネイチャー紙に取り上げられる。


なにか科学者や研究者が身近に感じますね。















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